2012年10月27日

メモ:  ジークムント・フロイト / カール・グスタフ・ユング  − 麻薬・覚醒剤・向精神薬


■崎谷博征(脳神経外科専門医 / 臨床心理士)

ジークムント・フロイト 〜 / 精神薬の歴史 

精神の異常に対する薬剤療法の歴史は、19世紀に遡ります。 ヨーロッパの精神異常収容所では、興奮を鎮めるために「モルヒネ」や「アヘン」などが使用されていました。 20世紀に入ると、精神分析の創始者であるジークムント・フロイト(1856〜1939)は、「コカイン」を精神の病だけでなく、あらゆる病気に効き、しかも中毒性がない万能薬として称賛する論文を多数書きました。 これによって100年前に、ヨーロッパ全土でコカイン中毒が蔓延することになります。

フロイトは本当にコカインであらゆる病気が治癒すると考えたのでしょうか。 ここには利害の衝突がありました。 コカインから抽出した医薬品を製造したビックファーマのメルク社とパーク・デーヴィス社から、フロイトは資金提供を受けていたのです。 間もなく、コカインには中毒性および毒性があることが分かり、医薬品としては廃れていきました。 その後、アンフェタミン(覚せい剤)が精神疾患を治癒させる魔法の薬として熱烈に歓迎されましたが、中毒者が蔓延し、毒性も明らかになったため使用されることはなくなりました。

こののち、うつ病などの精神疾患は、モノアミン(ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン他)などの脳内化学物質の濃度のバランス異常が原因ではないかという仮説が立てられ、モノアミンを分解するモノアミン酸化酵素を阻害する医薬品が開発されました。 ワイン、チーズ、ピクルスに豊富に含まれるチラミンには血圧を上昇させる効果があります。 モノアミン酸化酵素は、チラミンを分解しますが、その阻害剤を与えると、血圧上昇が原因による脳卒中が多発したのです。

そして、三環系抗うつ薬が開発されましたが、これは尿閉、イレウス(腸閉塞)、血圧低下などの重篤な副作用があるため、それらの副作用が弱いとされる「選択モノアミン再取り込み阻害剤」(SSRI, SNRI)などが華々しく登場しました。 しかし、この薬には、自他殺などの衝動性を高めるといった副作用があることが分かり、抗うつ薬の販売で潤ってきた多くのビックファーマは現在、多くの訴訟を抱えています。

私が担当した症例でも、「選択モノアミン再取り込み阻害剤」を長期間服用している人の自殺行為が尋常でないことが分かりました。 白昼、家族の目の前で、キッチンなどで首つり自殺や飛び降り自殺を図ったのです。 通常、自殺はやはり、家族や近親者から離れた場所で人知れずするものでしょう。 したがって、私が担当した症例は、投薬によって衝動性が高まっていたとしか考えられません。 
日本ではアメリカの数年遅れで、これらの抗うつ薬の多剤投与が流行しています。 これから、日本でもアメリカと同じような問題に直面するでしょう。

このように、新薬の登場した初頭は”ミラクル・ドラック”として重宝されるのです。 しかし、使用実績が拡大するにつれて、重大な副作用が見つかり、お蔵入りするという一連のパターンが、精神疾患に対する薬剤療法の辿ってきた道です。
( ・「医療ビジネスの闇 ”病気産生”による経済支配の実態」 崎谷博征(脳神経外科専門医 / 臨床心理士)著 学研  P,122〜P、123 より〜 引用)
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http://hokkdika.seesaa.net/article/262972300.html






■内海 聡 (牛久東洋医学クリニック院長 /  精神薬の薬害を考える会 幹事)

*「東洋医の素人的処方箋」ブログ
東洋医(内海 聡のHN)が心療内科、精神科の問題だけでなく 医療界、社会、政治の問題点に斬り込むブログ
http://touyoui.blog98.fc2.com/


9月23日
ユングは結構有名な心理学者だと思いますが、実際どんな人物だか知ってますか?本の一部を紹介します。これが心理学の始祖の一人です。

ユングはフロイトの弟子だったが、後年対立するようになった。なぜならフロイトが脳は生殖機能の付属物であるとするなど、あまりにもセックスに重点を置き過ぎていたからである。ユングが人種差別主義者であり反ユダヤ主義者であったにもかかわらず、ユング派精神分析は今日使用されている精神両府の多くを開発している。第二次世界大戦中、ユングは、ナチスが運営する新ドイツ社会精神療法学会会長であった。まさに優生学の手下であったということである。彼はヒトラーのことを「祈祷師であり、精神的存在であり、半分神のような存在だ」と称賛した。ナチスでの経歴にも関わらず、1948年、ユングは世界精神保健連盟の副会長に選ばれた。これも世界精神保健連盟の目的を考えれば当然のことである。


・精神科は今日も、やりたい放題 内海聡医師 船瀬俊介
www.youtube.com
http://www.youtube.com/watch?v=Y78YQ_sNz8w


睡眠・鎮静剤(主にベンゾジアゼピン)の消費量
   日本    18億錠(世界1位)
   イタリア  7億2千万錠
   フランス  2億8800万錠
   ハンガリー 1億4700万錠
   オランダ  1億3300万錠

ハルシオンに代表されるベンゾジアゼピン系薬は依存症を起こしやすく、長期服用を避けるよう厚生労働省は既に2001年に警告を発しています。しかし、現実的には簡単にデパスやソラナックス、レキソタン、ロヒプノール、ハルシオンなどを出し、「安全で良い薬だよ」と言っているのが普通に見受けられます。また、私もこの事実を知ってから多くの患者にやめるよう伝えているのですが、患者自体もすぐ寝れるため手放さないという問題があります。

... あと、ハルシオン自体がかなり問題ある薬です。欧米では既に危険性が指摘され、使われなくなってきていますが、日本は相変わらず使われています。全世界の消費量のうち60%が日本とも言われています。 非常に健忘が強くまた暴力を引き起こすということで、各国で販売中止になっています。下記の記事も参照してください。
http://npojip.org/newspaper/asahi/20010616.htm


10月12日
実は心理学は心の研究ではありません。

なんてったって「心」とは何か・・・という答えを持っていない学問です。自分の研究対象が何であるのか知らない人が取り組んでいる学問です。心理学の辞書を見れば分かります。心の定義が載っていないものもあります。載っていても定義が統一されていませんし、定義とは一致しない事実をいくつも発見できることでしょう。この学問?が大学に導入されて半世紀・・・。どうでしょう?人々の心の状態は良くなっていません。心の乱れを訴える人は増え続けています。効果がないんです。心理学には・・・。そもそもの仮説と論理と考察に誤りがあるからです。

へたな心理学が介入すればするほどその領域の状態は悪化していきます。 まあ、こんなものが「大学」というところで教えられているんです。税金使って・・・。 実際、これだけ空虚なものを扱っている「学者や先生」たちに理性を欠く人が多いのは興味深いことです。

現代の精神医学も心理学もその歴史的経過を辿っていくと、ほぼ同じところに突き当たります。 1890年代のドイツ・ライプツィッヒ大学での「実験心理学」です。 ヴントという教授が「人間は動物でしかなく、心は化学物質の変化でしかない」という定義から発祥し、今の精神分析療法や心理療法が編み出されました、戦争好きな宰相ビスマルクがこよなく好んだ理論です。心理学は独裁者や差別主義者のための学問となり、そのまま現代に差別主義を引き込んでいます。もちろん皆さんが気付く事はありません。





※ フロイトやユングなど心理学の開祖は、最終的には心理療法ではなく薬物療法を行なっていたわけであるということです。
現在の精神医学や心理療法も、過去の開祖と相変わらず同様の現状であります。(学校カウンセリングなどにより、薬物療法は今後低年齢化も進み、増加し続けることでしょう。)

posted by 所長 at 00:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする