2017年07月12日

メモ:     「 AWG 」  アジャックス・ミサイル・ヘルツ  


補遺


米国内での発明に、 約十年の歳月を要したと言われている「 AWG 」原理器具は、 完成直後に起きた米国内の医事法制改正のため、 商品として陽の目を見なかったと言われてきました。 

はたして米国内では、 一台も売られなかったのでしょうか?



(6) 「 アジャックス・ミサイル・ヘルツ 」の登場

じつは売られていたのです。

「 AWG 」はのちに使われた原理名であり、 最初は、 「 アジャックス・ミサイル・ヘルツ 」という商品名で、 米国内で生産されていた。

これが、 「 AWG  」原理器具1号機のルーツです。

「 アジャックス・ミサイル・ヘルツ 」には携帯用の小型機と、 二十五センチ四方、 高さ十五センチほどの大きさのものがあり、 そのうち数台が、 日系二世ブローカーの手により、 米本土からハワイに移動していました。

ブローカーは、 ハワイに来ていた日本人獣医にそれぞれの価格をしめしました。

千九百九十三(平成五)年夏の出来事です。


商談は在ホノルルの日本人名士の別荘で進められ、 数百万単位の価格で決着しました。

名称にある「 アジャックス・ミサイル・ヘルツ 」は、 古代ギリシャの英雄で、 神々の中でも随一の俊足を誇ったアキレスに次ぐ、 二番目の俊足の持ち主として知られています。

韋駄天アジャックスの名はそのまま、 1960年代に米国内で開発された地対空ミサイルの名前となっていました。

ナイキ・アジャックス・ミサイルです。

それが「ヘルツ」(周波動単位)を加え、 新顔の医療器具「 アジャックス・ミサイル・ヘルツ 」の商品名が生まれたと見られています。


たのもしいナイキ・アジャックス・ミサイルが国を守るように、 最先端技術が、 あなたの健康を守る ― そのようなイメージが、 米国内の命名者にはあったのでしょう。


「 AWG 」のそもそものルーツは、 米国内で作られた「 アジャックス・ミサイル・ヘルツ 」名の医療器具だった。


そのことをしめす、 小冊子(写真)が発見されています。

文書の名は『エレクトロニクスで病魔に挑戦する』

小冊子を編集したのは、 ザイオン医学振興財団。 小冊子のワープロ印字や紙質から見て、 一九九〇年代早くに、 印刷発行されたもののようです。

ページを開くと冒頭、 財団理事長トーマス・シーへイズ(弁護士)の署名入り「ごあいさつ」が掲載されています。

「人間は誰も健康で美しく、 そして若々しい躍動感に富んだ楽しい幸福な人生を送りたいと望んでいます」で始まる直訳調の和文は、 次のように最後を結びます。

「各種疾病に対して、 エゼックス電子ミサイル・ヘルツを適確に選択適用し、 ウイルスやバクテリアの殺滅を最終目標として(中略)努力を重ねていく所存です」

この小冊子はもともと、 顧客が器具を使い、 波動を照射するさいの、 コード番号の、 英文による使用説明書でした。


「ごあいさつ」しているトーマス・シーへイズ弁護士は、「エゼックス電子ミサイル・ヘルツ」の製造・販売権にかかわる法的代理人であるかのように、見受けられます。

しかし文中カタカナ訳の「エゼックス」は意味不明の誤訳です。

訳者は、 発音記号を重たく見るあまり、 神の名としてのA・JAXと、 ミサイル名の「アジャックス」の密接な関係を見落としたのでしょう。

そのように思われます。

また訳文の「電子」は、 これも翻訳する時に、 便宜的に挟み込んだ日本語ではなかったか。


兵器名称のアジャックス・ミサイルでは、 米国内ではともかく、 日本国内では医療器具として通用しにくい。

核戦争の匂い立つ言葉に、 日本国民は敏感だからです。

そこでミサイルの前に「電子」を付け加えたと推理されます。

パソコンを使うのはまだ一部の人、 ワープロ機器がようやくあちこちのオフィスに定着しつつあった一九八〇年代後半から九〇年代前半にかけて、 「電子」や「エレクトロニクス」は、 多くの日本人にとって新鮮な響きを持つことばでした。

エゼックスの誤訳を正し、 電子の二文字を除けば、 ほんらいの商品名が現れます。 

( ・改訂版「AWG」は魔術か、医術か?  俊成 正樹 著  五月書房  p、213〜p、217 より〜 引用 )



・参考: 所長のなんでも写真館
http://www.hiromeya.net/nikki/nicky.cgi?DT=20161125A#20161125A


posted by 所長 at 19:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする